今回紹介する製品はSAMSUNGのポータブルSSD、SAMSUG Portable SSD T7の1TB。これは、持ち運び用のデータを保存するためのポータブルSSD(ストレージ)だ。今までは、2TBのポータブルHDDを使ってきたが、HDDは製品の機構上、動かすなどの持ち運びには適さない上、読み込みが早いとは言えないので、扱いやすいポータブルSSDを購入した。SSDの2TBモデルもあるが、それはあまり安くないので1TBモデルを購入した。ちなみに、このSSDの最大読み込み速度は1050MB/sだ。
箱はこんな感じ。厚みが結構ある。2022年上半期現在は円安や、半導体不足も伴ってか少し高くなっていて17,000円ほどしたが、数年前と比べるとだいぶ安くなったと思う。
箱を開けるとすぐに、少し高級感のある感じで本体が入っていた。もう少し安い同じような製品もあったがこのサムスンのT7が一番スタイリッシュだったのでこっちを選んだ。
内容物は本体、取扱説明書と、デバイスと接続する用のUSB-C to USB-Cケーブルと、USB-C to USB-Aケーブルの2本が同梱されていた。いずれもケーブル長は0.5m。
色は黒寄りのグレーのような色で材質はアルミのような感じにみえて、安物感はなく上品な見た目だが実際の材質はわからない。
このT7のSSDを見て一番びっくりしたのが、この小さいサイズである。コンパクトなAnkerの30Wの充電器と比べてもこのサイズ感。さらに、薄い上に持った感覚がないぐらいに軽いので驚いた。10年前ではテラバイト単位のストレージでこのコンパクトさは想像できなかった。
画像のように、いつも筆者が使っているMacbook Airにつなげて使ってみた。Macbook AirのシルバーとこのポータブルSSDは結構色がマッチしている。
ポータブルHDDからポータブルSSDをに変えてみて1番の差は全てにおいてやっぱり速いなと思った点だ。データの読み書きが早いのはもちろんのこと、Macbookにつなげてストレージを認識して使えるようになるまでが、HDDでは少し時間がかかっていたのがSSDだと一瞬だ。他には、SSDにはHDDのように回るディスクがあるわけではないので、HDDは少し音がうるさいがSSDでは全くの無音だ。それと、HDDは振動ですぐにデータが壊れてしまうという可能性が結構高いが、SSDは特性上、少しの振動や落下ぐらいでは簡単に壊れないのでそこの耐久性も持ち歩いたりタフな使い方をする人にとっては安心して持ち運べる。
特にこのSAMSUG Portable SSD T7のデメリットは見つからないが、少し気になるとすれば、ストレージの速さを測るディスクマークを回してみたが、公称値を大きく下回ってしまっていた。一応付属のケーブルで繋いで測っているが、多分ケーブルの相性が悪いのかも。でも、600MB以上出れば個人的に特に問題ないので、特にそこまで気にならないのでよしとすることにする。
2022.05.21