初めての製品レビューとして、コンポの話をしたいと思う。私は先月、ケンウッドのK-515というコンポをヨドバシ.comで3.3万円程で購入した。私は BOSEのSOUNDLINK MINIを使っていたが、そのBluetoothスピーカーは小さいが故に出力が低く、もっと迫力の音が出せるコンポが欲しかった。ただ今は、Bluetoothスピーカー全盛の時代でコンポのラインアップも昔に比べてだいぶ少なくなったように感じる。この機種にした決め手は高級感があり、この価格帯の中では個人的に一番高音質だったから。
色はゴールドとシルバーがあり、シルバーはスピーカーが黒なのでシルバーにした。用途としては、ほとんどiPhoneをBluetoothで繋いで音楽を聴いている。CDとUSBも聴けるがほとんど使っていない。車のナビなどとは違いK-515の表示窓は英語しか表示できない。そのため曲名は英語でないと表示されず、日本語の曲名だと全く曲名が表示されない。さらに、曲の時間経過も表示されません。ここは少し難点だ。しかし、難点はそれぐらいで他は満足しています。特に一番良かったのが
低音の迫力がすごい
これにつきる。これは好みによるが、ドンシャリという感じではないが、耳にどんどん心地よく響いてくる低音が個人的にとても良い。やっぱり、2、3万のBluetoothスピーカーよりもコンポの方が迫力も音の解像度も全然違う。それと、スピーカー端子もねじ止め式なで安心感がある。アンプ部分も素材の加工がクールな仕上がりでかっこいい。iPhoneとのBluetooth接続も電源をつけるだけですぐ繋がり、レスポンスもそこそこ。起動は少し遅いが。それから、2万円ほどでSONYのCMT-SBT100という機種もあるが量販店で試聴したところ、これはただ低音がどんどん出てるだけで高音がこもってしまって、K-515とは比べ物にならないぐらい酷かった。
このコンポは音質も見た目も使い勝手もとても気に入っている。10年以上ずっと使い続けていきたいと思う。他に10年以上使っているオーディオも所持しているのでそちらも後日紹介したいと思う。
2020.11.26
この記事を執筆した当初は私は10年以上使い続けていきたいと豪語しているが、購入して1年8ヶ月後の2022年6月にメルカリにて出品し売却した。
理由はSYMFONISK スピーカーを導入したことやK-515のアンプ部が日本語表示に非対応であること、電源を入れてからBluetooth接続に数秒の時間を要するなどのレスポンスの悪さから。しかし、オーディオコンポとしては非常に高音質で、悪い商品ではなかったが、以上の使い勝手の悪さから手放すことにした。1番の理由はK-515以下の価格で同等の音質を実現し、レスポンスも良く使い勝手が上回ったSYMFONISKの存在が大きい。