iPhone13 Pro レビュー

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  1.  iPhone13 Pro レビュー
  2.  サブ題名
  3.  まとめ

今回紹介するのは私が一番身につけているモノといっていいiPhone13 Pro。いわゆるスマートフォンのハイエンド携帯端末である。すでに発売してから1年半ほど経っていて最新モデルではないので機能の説明は省くが、非常に完成度の高い携帯端末なので使用感などを詳しく紹介していく。ちなみに私が購入したスペックはストレージ128GB、色はシルバー。Apple公式サイトから購入し、Paidyの24回払いという支払い方法を選んだ。これを利用すれば分割手数料無料なので結構オススメ。

パッケージ・使用感

Pro版のみパッケージは黒を基調として少し高級感を出している。無印は白を基調としている。

最近のiPhoneシリーズは価格を抑えたいのか「EarPods(イヤホン)」、「USB-C アダプタ」が同梱されていないため、非常に薄くコンパクトなパッケージサイズとなっている。

このように同梱品は、AppleシールやSIMピンなど、その他紙類とUSB-C to Lightningケーブル(1m)だけというシンプルな構成。

本体背面は、すりガラスのようなさらさらとした触り心地になっていて、非常に高級感がある。全世代モデルより、カメラ部分が大きくなりカメラの主張がましているように感じた。はじめてシルバーのiPhoneを選んだが飽きがこなくて長く使えそう。シルバーと謳っているが、背面部分はほぼ真っ白で、フレーム部分のみがシルバーである。

画面はもちろん全画面。さらに有機ELディスプレイで120Hz搭載なので本当に画面が綺麗で感動した。120Hzというのは、リフレッシュレートのことで、画面が1秒に何回書き換えを行うかという数字で、この数字書き換え回数が多いほど、画面の動きが滑らかにヌルヌルに感じる。いままのiPhoneは、60Hzだったので、非常に滑らかに画面が動いているのが感じられた。この120Hzを体験してしまうと、普通に使用していた60Hzの端末がとてもカクカクしているように感じてしまう。有機ELというのはドットごとに自発光し、黒が綺麗に真っ黒に表示することが可能でコントラストも高く、液晶と比べると色彩が豊かである。

カメラ部分はこのように非常に出っ張りが大きいことがわかる。なので平面の机なのに置くと、このカメラの出っ張りのせいでとてもガタガタする。iPhone13 Proからズームレンズが2倍から3倍に変更になり、今までより遠くをより鮮明に撮影できるようになった。カメラはこの見た目の通り非常に画質もよく、夜間も綺麗に撮れるが、難点が一つあり、それは塗り絵感が強すぎるということだ。元々iPhoneはCPUがかなり補正をかけてくれて、写りをよくしてくれていた。ただ今回は高性能なA15 Bionicチップが搭載されているからというのもあってか補正が強すぎて、塗り絵感が出てしまい画像に立体感がなくなってしまっている。大きな被写体の場合は感じないが、小さい文字などを拡大するとAIで補正した感が強すぎる画像になってしまう。静止画ではまだミラーレスカメラなどには到底及ばないと感じた。ただ、暗所撮影などでも設定いらずでに人間の裸眼より明るく撮れるため、非常に利便性は高い

しかし、動画撮影は非常に素晴らしい。写真撮影の時のような補正はなく、素直な映像を出力してくれる。さらに、手ぶれ補正が完璧でこれは感動するほどだ。4K60p撮影も難なくこなしてくれる。シネマティックモードも搭載していて、動画撮影機と言っても過言ではないぐらい動画撮影のクオリティの高さには驚いた。ただ、4K60p撮影の場合は撮影中のレンズ切り替えはできないので、レンズを切り替えたい場合は、その都度撮影を止める必要がある。これはおそらくSocがその処理に追いついていけないからこの仕様になっているのだと思われる。これはiPhone14Proでも一緒らしい。カメラ部部の右下にあるのはLiDARセンサーと呼ばれる距離などを測って立体的に画像を撮影したり、夜間の被写体以外をぼかす際に精度を上げるために使うらしい。私はあまり使用していないが、計測アプリで時々家具などの距離を測るのだが、その際にLiDARセンサーが用いられているらしく結構精度が高いので、それに関しては重宝している。

iPhone13 Proのフレーム部分はシルバーのステンレスが採用されていて、とても反射が大きくこれもPro感を演出しているのだろう。この加工も上質感があっていいのだが、少し指紋が目立ちやすい。

まとめ

このiPhone13 Proを1年半使用して一番感じたことはディスプレイが最高だということ。120Hzがこんなに快適だとは思わず、目が良くなったのではないかと思わせるほどだった。それとiPhoneのProシリーズはよく重さを指摘されがちだが私はあまり感じない。カメラも前述で写真撮影に関しては苦言を呈しているところもあったが、iPhoneではオートフォーカスが非常に優秀であうとこと、ほとんどブレなく撮れること、明るさも自動で補正してくれる。これは普通のミラーレスカメラなどではできないことだ。さらに、超広角レンズではマクロに対応していて、人間の目よりも寄って取ることができ、細かな凹凸なども記録することができた。

ちなみにケースはこの記事でも紹介しているHoldit Caseというシリコンケースを使用しており、現在はその記事にのっている「トープ」から、より白い「ココナッツミルク」という白に近い色に買い替えて使用している。耐久性は素材がハードではなく、シリコンなのでそこまでだが、このメーカーの色やさりげないロゴマークが気に入って使っている。iPhone本体のシルバーにも非常にマッチしている。

ケースをつけた状態でのディスプレイ面はこんな感じ。最後に、このiPhone13 Proは巷で言われている通り、正統進化ではあるが画面の性能などを筆頭に非常に完成度が高い機種であるように思う。なので、今年発売されるであろうiPhone15 ProでUSB-Cが搭載されていたとしても、カメラが大幅に性能向上しない限り、このiPhone13 Proを長く使っていこうと思っているほど気に入っている。

20223.02.12

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