Anker PowerExpand 6-in-1

AmazonでMacbook Air用のUSB-Cハブを購入した。 Ankerから2021年2月3日に発売されたAnker PowerExpand 6-in-1 USB C PD イーサネット ハブ似てる名称の商品もあるが、それとはスペックが大きく異なる 。購入した理由は、M1 Macbook Airには端子がUSB-Cが2個搭載されているだけで、それだけでは色々なデバイスを接続しようとすることができない。それを補うためにこのUSB-Cハブを購入した。タイムセール中でで3,672円で購入できた。

Anker製品の箱は様々なAnker製品を模した刻印がされている。Anker製品はネットのレビューでもある通り、品質も良くかなり有名なガジェットメーカーなので個人的には信頼している。

Anker製品は持ち歩いて使う製品は、ポーチがよき付属されていて有難い。部屋のどこかに収納する時もコードが綺麗に収まって楽だ。本体はとても細長い。SDカードリーダーが搭載されていないのため、細くできている。SDカードを使いたくてUSB-Cハブを購入する人も多いが、私は使用する機会が少ないため、コンパクトなこちらのモデルにした。本体についている透明なシールは注意書きしか書いてないのでダサいので剥がした。このUSB-Cハブの注意点は後述する。

このポーチはコードを収納する用の小さいポケットもついていて気が利いている。

搭載されている端子はUSB-A端子2つが片方にある。最新規格はUSB3.2 Gen2の10GbpsだがAnker PowerExpand 6-in-1はUSB3.2 Gen1の5Gbpsの対応。これは1秒間に1GBのファイル転送が可能か500MBのファイル転送が可能かの違い。正直1秒に500MBの転送速度があれば十分。ちなみにパソコンのシステム情報を確認すると、最高転送速度は480MBだった。

もう一方にはHDMI端子、USB-C PD充電用端子とUSB-C Data用端子の3つが搭載されている。こちらのUSB-CのData用端子の転送速度も10Gbpsではなく、5Gbps。USB-C PD充電用端子は65W対応ですが12W出力はハブ自体への給電に利用されるため、最大入力は65W、最大出力は53Wで、53Wまでの充電に対応している。Macbook Airは30Wでの充電が標準なので53Wあれば十分だ。HDMI端子は1080p(フルHD)60Hzと2160p(4k)30Hzに対応している。4Kモニターと接続する場合は、30Hzのみの対応。

注意点

このUSB-Cハブには制約がある。USB-C端子から説明すると、USB-C PD充電用端子は充電専用で充電目的以外には使用できない。そして、U SB-CのData用端子は充電目的には使用不可能。USB-Cモニターにも非対応で、デバイスとのデータ読み書き専用の端子である。それからHDMI端子は前述したようにフルHD(1080p)は60Hzに対応しているが4K(2160p)は30Hzまでしか対応していない。このHzの意味は1秒間に画面を書き換える回数で数が大きければ大きいほど、なめらかな映像が出力できる。ちなみにMacbook Air含め大抵のノートPCのディスプレイが60Hz。

USB-C PD端子は充電専用
USB-C Data端子はデータ読み書き専用
USB-A端子もデータ読み書き専用
USB-Cモニターには非対応
HDMI端子は4Kの60Hzには非対応
転送速度は5Gps(500MB/S)

購入した理由

私がこのUSBハブを購入した1番の目的はデータ用USB-C端子と充電用USB-C端子を分けたかったこと。Macbook Airには前述した通り2つしかUSB-C端子がなく、2つのデバイスを接続すると充電できる端子がなくなる。HDDやBlu-rayドライブなどを使用する場合、かなりのバッテリーを使うので充電しながらのデータ転送ができずに不便であった。しかし、このハブには充電用のUSB-C端子はもちろん、データ用のUSB-C端子も搭載されていたので購入した。 

意外とUSB-C端子が2個搭載されているUSB-Cハブは少ない

この手のUSB-Cハブというものはかなりのメーカーからたくさん発売されているが、他の多くのハブに搭載されているUSB-C端子はPD充電専用端子1つのみでData用のUSB-C端子が1つもないという製品が多い。個人的にUSB-Cで接続するデバイスを多く持っているので2021年からはUSB-C端子が多く搭載されているUSB-Cハブがもっと多く出てくるとうれしい

USB規格について

USBの規格は10年程前まではUSB2.0が主流だったが、現在はほとんどがUSB3.0となっている。USB3.0の中にも様々な規格があるのでそれを紹介する。

規格 USB3.2 Gen1 USB3.2 Gen2 USB3.2 Gen2×2
転送速度 5Gbps(500MB/秒) 10Gbps(1000MB/秒) 20Gbps(2000MB/秒)
旧名称 USB3.0 or USB3.1 Gen1 USB3.1 or USB3.1 Gen2 USB3.2

上のように旧名称があり、ややこしいですがこのようなスペックとなっている。今回紹介している Anker PowerExpand 6-in-1 USB C PD イーサネット ハブUSB3.2 Gen1だ。ちなみにUSB3.2 Gen2×2はType-C(USB-C)端子のみ対応している。このUSB-Cハブを使った詳しいレビューは長くなってしまったので次の記事にて紹介したいと思う。

2021.03.24

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